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Amazon FBA 計算 無料【手数料・利益・損益分岐点】

2026年5月2日 / なんぼなん?編集部

Amazon FBA 出品では、商品ごとの利益を正確に計算しないと「売れているのに赤字」という事態が起こります。本記事では、無料で使えるFBA計算ツールと、損益分岐点を瞬時に試算する方法を解説します。

FBA手数料の構造

💰 仕入れ値を入れるだけ。粗利・ROIが一瞬で分かる
Amazon販売手数料・FBA配送代行料を自動で差し引いて、1個あたりの粗利と推定月間利益を無料で概算できます。下の手数料表とあわせてご利用ください。
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FBA手数料は4つの要素で構成されます:

項目計算方法目安
配送代行手数料サイズ区分・重量・価格(1,000円以下か)で決定小型288円(価格1,000円以下は222円)〜大型8 1,756円、特大型2,755円〜
在庫保管手数料体積(10cm×10cm×10cmあたり)×保管日数1〜9月:小型/標準5.676円・大型/特大型3.278円、10〜12月:10.087円・6.984円
長期在庫追加手数料保管期間270日超で加算16.662円〜34.239円(10cm×10cm×10cmあたり)。366日以上は1点あたり最低20円
返品関連—購入者返品手数料は2023年4月1日に廃止(金額はいずれも2026年9月20日にAmazon公式で確認)

Amazon公式 FBA収益計算ツール

最も正確な計算は Amazon公式 FBA収益計算ツール を使う方法です。

使い方

  1. セラーセントラルにログイン
  2. 「FBA収益計算ツール」を開く
  3. ASIN を入力
  4. 仕入原価・想定売価を入力
  5. 純利益・利益率が瞬時に表示される

損益分岐売価の計算式

損益分岐売価 = (仕入原価 + 固定費) ÷ (1 − 販売手数料率 − FBA手数料率 − 広告費率)

計算例

仕入原価1,000円・販売手数料10%・FBA手数料500円固定・広告費率5%の場合:

つまり1,464円以下で売ると赤字。3,000円で売れば純利益1,536円(利益率51%)。

無料Excelテンプレート

複数商品を一括計算する場合は Excelテンプレートが便利です。以下の列構成を使ってください:

列内容
AASIN
B商品名
C仕入原価
D売価
E販売手数料率
FFBA配送手数料
G在庫保管料/月
H広告費率
I純利益 = D - C - D*E - F - G - D*H
J利益率 = I / D × 100

カテゴリ別 販売手数料一覧

カテゴリ販売手数料
エレクトロニクス、パソコン・周辺機器8.4%
メディア(本・DVD・ミュージック・PCソフト・ビデオ)15.4%
食品&飲料1,500円以下 8.4%/1,500円超 10.4%
ビューティ・ヘルス・パーソナルケア1,500円以下 8.4%/1,500円超 10.4%
ホーム&キッチン、その他のカテゴリー15.4%(売上合計750円超の場合。多くのカテゴリーで750円以下は5%)

FBA計算で見落としやすい4つの費用

① 長期保管料

FBA倉庫での保管期間が270日を超えた在庫には、通常の在庫保管手数料に加えて長期在庫追加手数料(16.662円〜34.239円/10cm×10cm×10cmあたり)がかかる。回転の悪い商品は値下げ or マルチチャネル販売で処分。

② 返品時の検品手数料

Amazon公式ヘルプでは、購入者返品手数料は2023年4月1日に廃止されています。ただし返品された商品が再販できない場合は仕入れ値が損失になるため、返品率の高い商品では見込んでおく必要があります。

③ 円安時の輸入関税変動

中国OEM商品は為替変動で原価が±10-20%変動する。1ドル130円→150円で原価15%増。

④ 販促費

クーポン・タイムセール・プロモコードは売価の10-30%を割引する販促費として計算に入れる。

「なんぼなん?」を使った効率化

「なんぼなん?」は商品名・ASIN を入れるだけで、蓄積済みの現在価格・BSR・推定月販を即座に表示します。FBA計算の前段で商品リサーチを終わらせる無料ツールとしておすすめです。

手順の例:仕入れ判断にFBA計算を組み込む流れ

FBA計算は単発で1回入力するだけでは仕入れ判断には使えない。仕入れ前・仕入れ直後・販売開始後の3タイミングで同じ商品を再計算し、誤差を埋めていくのが本来の使い方である。以下が現場で機能している手順。

  1. 仕入れ前:候補ASINを5〜10件まとめてシミュレーション:Amazon公式FBA収益計算ツールに販売価格・原価・配送料を順番に投入し、利益額・利益率を一覧表にする。利益率15%未満は除外、20〜35%が現実的な仕入れ候補。
  2. 原価には必ず「実費」だけでなく「人件費」を含める:自分で梱包・FBA納品作業をするなら、1商品あたり10〜30分の作業時間 × 時給1,500円を原価に上乗せ。これを抜くと、見かけ利益率20%でも実質マイナスのことが多い。
  3. 仕入れ直後:実際の購入価格・送料で再計算:見積もりと実費は最大10%程度ずれる。仕入れ伝票を見ながら計算ツールで再シミュレーションし、利益率が15%を切るなら値付けを上方修正、または出品せずに別販路へ流す。
  4. 販売開始後7日:実売価格でランニング再計算:競合追従で値下げが入った後の実利益を再計算。粗利が想定の80%を切っていたら、出品継続するか撤退するかをこの時点で判断する。
  5. 販売開始後30日:在庫保管料・長期保管料も含めた最終利益を確定:単月の保管料・売れ残り分の保管料予測を含めた「全費用後の手取り」を確定。これを ASIN 単位の管理表に記録し、次回仕入れの判断材料にする。
  6. 四半期ごとに販売手数料率の改定を確認:Amazonは販売手数料を改定することがある(直近は2026年4月1日に、売上合計750円超の商品で0.4%引き上げ)。古い数値のまま計算しないよう、セラーセントラルのヘルプに掲載される手数料改定の概要ページを定期的に確認する。
  7. 円安・関税変動を月次でチェック:中国OEMは為替で原価が ±10〜20% 動く。月初に最新レートで再計算し、必要なら販売価格を調整する。為替を放置すると2ヶ月で利益が消えることがある。

計算に入れる前段として、対象カタログの需要と価格帯を確認しておくと手戻りが減ります。低単価・大型・重量のある商材ほどFBA手数料の比率が効くため、たとえばキリン 自然が磨いた天然水 ラベルレス 2Lのような水・飲料カテゴリの商品ページで価格推移と推定月販を確認してから計算に進んでください。カテゴリ単位の売れ筋はカテゴリ別 売れ筋ランキングで一覧できます。

よくある計算ミス3パターン

FBA計算ツールに数字を入れるだけで完結したつもりになり、実際は赤字、というミスは典型的。以下の3つは最も頻発する。

カテゴリ別販売手数料を一律15%で計算するミス

エレクトロニクスやパソコン・周辺機器は8.4%、メディア(本・DVD等)は15.4%、おもちゃ&ホビーは10.4%、と販売手数料率はカテゴリで大きく違う(売上合計750円超の場合)。一律15.4%で見積もると、8.4%のカテゴリでは利益が7pt過小評価され、機会損失になる。逆にメディア商品で8%として計算すると、実際は赤字になる。仕入れ前に必ず「セラセンの料金一覧」を確認する。

長期保管料を無視して大量仕入れするミス

保管期間が270日を超えた在庫には長期在庫追加手数料が加算される。季節商品(クリスマス・夏物)を大量仕入れして売れ残ると、翌年の同シーズンまで保管料を払い続け、利益が消える。3〜6ヶ月で売り切る前提の仕入れ数量に抑えるのが鉄則。

返品率を計算に入れないミス

カテゴリにより返品率は2〜30%と幅がある。アパレル・靴は20〜30%、家電は5〜10%、食品・サプリは2〜5%が目安。返品検品手数料・再販不可商品の損失を見込まないと、見かけ利益率20%が実質12%まで下がっていることがある。仕入れ前に「想定返品率 × 売価」を販促費として計算に組み込んでおく。

関連ガイド

よくある質問

FBA計算の無料ツールでおすすめは?

Amazon公式の「FBA収益計算ツール」が最も正確で無料。こちら から利用可能。

FBA手数料に含まれる項目は?

①配送代行手数料(サイズ区分・重量・価格で決まる定額。小型288円〜) ②在庫保管手数料(月次) ③長期在庫追加手数料(保管270日超) の3つが中心です。購入者返品手数料は2023年4月1日に廃止されています。

損益分岐点の計算式は?

損益分岐売価 = (仕入原価 + 固定費) ÷ (1 - 販売手数料率 - FBA手数料率 - 広告費率)

FBA計算で見落としやすい費用は?

①長期在庫追加手数料(保管270日超で加算) ②返品で再販できなくなった商品の損失 ③円安時の輸入関税変動 ④販促費(クーポン・タイムセール)の4つ。

FBA計算を効率化するには?

①Amazon公式ツールで個別商品確認 ②Excelテンプレで一括計算 ③「なんぼなん?」で広告費目安を取得、の3段階で対応。

「なんぼなん?」を無料で試す →

💡 「なんぼで売れる?」の使いどころ(手順の例)

「FBA手数料の計算」をつかんだら、最後は“いくらで売れて、いくら手元に残るか”という数字で売却を判断するのが失敗しないコツ。無料ツール「なんぼなん?」をどの場面でどう使うかを、3つの想定場面で説明します(実在の事例ではありません)。

ケース1|買い替えで余った家電を売るか迷ったとき

新しく買い替えて使わなくなった電気ケトルを処分するか迷い、ASINを入力。最安値・推定月販・FBA手数料を引いた想定利益が一画面で出たので、フリマより手取りが多いかを数字で確認してから出品を決められます。

ケース2|コレクション整理でまとめ売りか単品かを線引き

ホビー・フィギュアを整理。1点ずつASINで相場を調べ、プレ値が付いている商品だけ単品出品、回転の鈍いものはまとめ売りに回す、という線引きを根拠を持って決められます。

ケース3|大量在庫の現金化に優先順位をつける

数十点の不要在庫を一気に処分。BSRが高い(売れにくい)商品を先に把握し、回転の良いものから出していく優先順位を付けておけば、滞留在庫を抱えにくくなります。

※利用場面を想定した手順の説明で、実在の利用者の事例ではありません。表示される価格・BSRは当サイトがAmazon.co.jpの公開情報を巡回して収集した値(各商品の更新は数日おき)、推定月販はBSRからの推計値で、実販売データでの検証は行っていません。

❓ よくある質問(FBA手数料の無料試算と売却判断)

「FBA手数料の無料試算」の次に多い「結局なんぼで売れる?」という疑問に、無料ツール「なんぼなん?」の使い方を交えて答えます。

Q. いくらで売れる?

A. 「FBA手数料の無料試算」を押さえても、最終的な売却額はASIN単位の相場で変わります。無料ツール「なんぼなん?」にASINまたは商品名を入力すると、最安値・推定月販・FBA手数料を引いた想定利益が一画面で分かります。会員登録は不要です。

Q. 査定の流れは?

A. 売りたい商品のASINまたは商品名を入力するだけ。当サイトが収集した価格・売れ筋ランキング(BSR)を表示し、FBA利益計算機で配送代行料まで差し引いた手取りを試算します。フリマ・店舗買取と数字で比べてから売り先を決められます。

Q. いつ売るのがベスト?

A. BSR(売れ筋ランキング)が上位=需要が高いタイミングが狙い目です。相場が崩れる前に動くのが失敗しないコツ。価格推移と需要の見方は「Amazon FBA利益計算の完全ガイド」も参考にしてください。

参考文献・出典

※2026年9月20日にAmazon公式ページと照合。料金・手数料は同日時点。最新の正確な数値は出典元の公式サイトをご確認ください。