日本人が、日本人出品者のために作った無料ツール / Made in Japan 🇯🇵
← ガイド一覧に戻る

Amazon出品リサーチが無料でできる方法【初心者向け完全ガイド】

リサーチ入門 / 読了時間:約10分

この記事でわかること

Amazon出品リサーチの3つの段階

Amazon出品で安定して稼ぐには、3段階のリサーチが必要です。①市場リサーチ(どのカテゴリ・価格帯が売れているか)、②商品リサーチ(具体的なASINに絞り込み)、③仕入れリサーチ(実際の仕入れ先を確保)。この3段階を無料で完結する方法を順に解説します。

Step 1: 市場リサーチ(カテゴリ選定)

売れているカテゴリの見つけ方

まずなんぼなん?のカテゴリ一覧で、Amazonの53カテゴリそれぞれの市場規模・価格帯の分布・参入難易度の目安を確認します。数値はAmazonの公開情報を自動収集した独自集計にもとづく概算です。参入のしやすさはカテゴリ内の商品によっても変わるため、目安として使ってください。

カテゴリ選定の3つの基準

①月商規模が10億円以上ある(個人参入余地あり) ②価格帯1,500〜10,000円が分厚い ③Amazon本体の出品比率が30%以下、の3条件を満たすカテゴリを選びます。

規制カテゴリの確認

医薬品・食品・玩具(CE)・電化製品(PSE)・コスメ等は、出品に技術書類や許認可が必要な場合があります。規制カテゴリを最初は避け、雑貨・キッチン用品など参入障壁の低いカテゴリから始めるのが定石です。

Step 2: 商品リサーチ(ASIN絞り込み)

売れる商品を見極める指標

選定したカテゴリの上位30商品を確認し、「BSR 100〜5000位」「FBA出品者3人以下」「レビュー数500件以下」の条件で絞り込みます。詳しくはAmazon競合調査が無料でできる方法を参照ください。

推定月販の確認

BSRから推定月販(個数)を算出し、月10個以上売れる商品を候補にします。推定月販が月3個以下の商品は、利益額×回転率の総合スコアで他候補に劣ります。

価格推移の確認

価格が大きく下落している商品(直近3ヶ月で20%以上値下げ)は、メーカー値下げ・競合増加で利益が削られている可能性が高いため避けます。

🔎 絞り込んだASINを、そのまま無料で検証する
Step 2で候補ASINを絞ったら、次は1件ずつ「本当に売れているか」を確かめる工程です。有料ツールを入れる前に、下のページで現在価格・BSR・推定月販を無料で確認できます。ここで数字が伴わない候補を落としておくと、Step 3の仕入れ交渉が無駄になりません。
候補ASINの推定月販を確認する →

Step 3: 仕入れリサーチ(仕入れ先確保)

国内仕入れの選択肢

メルカリ・ヤフオク・楽天セール・ヨドバシポイント還元・Yahooショッピングが定番。フリマ→Amazon転売の始め方で具体手順を解説しています。

国内卸の選択肢

NETSEA、スーパーデリバリー、卸の達人などのBtoB卸サイトでは、せどりよりも安定供給が見込めます。ただし最低発注ロットがあるため、仕入れ資金が10万円以上必要なケースが多いです。

中国輸入の選択肢

アリババ・タオバオ経由で原価3〜5割の商品を仕入れる手法。輸入代行業者を使えば中国語不要で発注可能ですが、品質管理・関税・配送リードタイムの理解が必須です。

無料リサーチの落とし穴と回避法

誤った相場感覚

「Amazonで2,980円」が常に正しい相場とは限りません。Keepaなどで30日間の最安値・最高値を確認する習慣をつけましょう。

回転率の軽視

ROI 50%でも年に2個しか売れない商品より、ROI 20%で月20個売れる商品の方が資金効率は7倍以上良好です。

規約変更の見落とし

Amazonの出品規約・カテゴリ要件は四半期ごとに更新されます。セラーセントラルのお知らせを定期確認しましょう。

無料の手段で1日30件のASINを篩い分けるフロー

無料リサーチでも、効率を意識すれば1日30件のASINを精査できる。ここでは1ASINにかける時間を5分以内に抑える、現実的な作業フローを解説する。

  1. Day0:候補リストの作成(30分):Amazonベストセラー一覧から、自分が狙うサブカテゴリのトップ100をスクロール → 「これは利益が出そう」と直感で30件ピックアップしてスプレッドシートにASINを記録。直感が外れる方が学びになるため、迷ったら入れる。
  2. STEP1:「なんぼなん?」で1次篩い分け:候補のカテゴリをカテゴリページと売れ筋ランキングで確認。市場規模・価格帯の分布・上位商品の推定月販を見て、明らかに勝ち目のないASINを除外。30件 → 15件に絞る。
  3. STEP2:ERESA の無料プランでランキング・出品者数の推移を確認:回転しているか、競合が増えていないかを確かめ、動きの鈍い商品を除外。15件 → 10件に絞る。
  4. STEP3:FBA手数料シミュレーターで利益計算(1ASINあたり2分):販売価格・想定原価・FBA配送料を入力し、利益率15%以上の商品だけを残す。10件 → 5〜6件に絞る。
  5. STEP4:競合出品者数とFBA率確認(1ASINあたり1分):商品ページの「他の出品」リンクから、同一ASINの競合数とFBA出品比率を確認。FBA10人以上は価格戦争激化リスクが高いため除外。5〜6件 → 3〜4件に絞る。
  6. STEP5:仕入れ先のリサーチ(1ASINあたり1分):JANまたは商品名で楽天・Yahoo!ショッピング・卸サイト・メルカリを検索し、Amazon販売価格より20%以上安く仕入れ可能なら仕入れ候補確定。3〜4件 → 1〜2件に最終確定。
  7. STEP6:仕入れ後30日で実販売データを記録:実販売数・実利益・回転日数をスプレッドシートに記録し、自分のリサーチ精度を継続改善。3ヶ月続けると、ASIN1件あたりの判断時間が3分まで短縮される。

無料リサーチで陥りやすい失敗3パターン

「無料だから精度が低い」のではなく、使い方で精度が決まる。よくある失敗を3つ。

1ツール依存で偏った判断をする失敗

「なんぼなん?」だけ、Keepaだけ、で判断するパターン。推定月販などの数値はあくまで概算で、当サイトの推定月販も実販売データでの検証はしていません。1つの数値だけで判断せず、Keepaの価格履歴・ERESAのランキング推移・Amazon公式の売れ筋ランキングなど複数を突き合わせて判断する。

ROI重視で回転率を軽視する失敗

「ROI 80%」と書かれた商品を見つけて飛びつくが、月販2個ではキャッシュフローが回らない。年商を計算すると「ROI 20%・月販30個」の商品のほうが、同じ仕入れ資金で6〜10倍の利益になる。回転率(販売数)×利益額の総合で判断する習慣をつける。

規制カテゴリへの無自覚な参入

食品・サプリ・医薬品・コスメ・PSE対象家電は、出品時に許認可・技術文書が必要。「儲かりそう」で仕入れて、出品時に書類不備でアカウント停止になるケースが頻発する。仕入れ前に「カテゴリ申請の必要性」を Amazon ヘルプで確認するのが鉄則。

よくある質問(FAQ)

Amazon出品リサーチに必要な月額費用は?

リサーチ自体は無料で始められます。「なんぼなん?」、Keepaの無料範囲(価格履歴グラフ)、ERESAの無料プラン(ランキング推移)、Amazon公式の売れ筋ランキングの組み合わせで主要な指標を確認できます。Keepaの有料プランは月額29ユーロ(2026年9月確認)で、BSRの推移などを日常的に使うようになってからの選択肢です。

初心者はどのカテゴリから始めるべき?

規制が少なく単価1,500〜5,000円の「キッチン用品」「文房具」「ペット用品」「DIY」が始めやすいカテゴリの例です。医薬品・食品・コスメは規制対応が必要なため後回しが無難です。

リサーチに毎日どのくらい時間をかけるべき?

決まった正解はありません。副業なら1日30分〜1時間など、無理なく続けられる時間を決め、同じ手順で機械的にチェックする習慣をつけることが大切です。

リサーチツールを有料化すべきタイミングは?

有料プランでしか使えない機能(KeepaならBSR・出品数の推移、在庫トラッキング、エクスポートなど)を日常的に使いたくなり、月額料金(Keepaは月額29ユーロ・2026年9月確認)を利益に織り込めるようになった段階が目安です。

まとめ

無料の出品リサーチで重要なのは、客観的なデータに基づいた判断と、ROI・回転率を含めた総合評価です。感覚的な判断ではなく、同じ指標を同じ手順でチェックする習慣が長期で資金を守ります。

まずはなんぼなん?の売れ筋ランキングやカテゴリページで、気になるカテゴリのデータを確認することから始めてみましょう。無料・登録不要です。

カテゴリ別の売れ筋と推定月販は なんぼなん?の売れ筋ランキング で確認できます。推定月販は実販売データで検証していない概算です。

関連するガイド記事

この記事を読んだ方には、以下の記事もおすすめです。

せどりとは?基本と始め方
せどり全体像の入門 →
Amazon競合調査 無料の方法
5指標で参入判断 →
Keepaの代わりに使える無料ツール
完全無料で運用する手段 →
すべてのガイドを見る →

この記事で扱った領域の市場を見る

主要カテゴリのAmazon売上ランキング・価格帯分布・参入余地を、ワンクリックで確認できます。

キッチン家電
売上ランキング・市場規模を見る →
オーディオ
売上ランキング・市場規模を見る →
美容家電
売上ランキング・市場規模を見る →
生活家電
売上ランキング・市場規模を見る →
PC周辺機器
売上ランキング・市場規模を見る →
タブレット
売上ランキング・市場規模を見る →
すべてのカテゴリを見る →

売れ筋ランキング・値下がりをデータで見る

上記カテゴリで「いま何が・どれくらい売れているか」(BSR×推定月販)と、「値下がり中の商品」を確認できます(データの更新間隔は一定ではありません)。参入前の相場チェックにどうぞ。

キッチン家電
売れ筋TOP10・推定月販 →
オーディオ
売れ筋TOP10・推定月販 →
美容・健康家電
売れ筋TOP10・推定月販 →
生活家電
売れ筋TOP10・推定月販 →
パソコン・周辺機器
売れ筋TOP10・推定月販 →
タブレット
売れ筋TOP10・推定月販 →
売れ筋ランキング一覧 → 値下がりウォッチ一覧 →

💡 「なんぼで売れる?」の使いどころ(手順の例)

「出品リサーチ」をつかんだら、最後は“いくらで売れて、いくら手元に残るか”という数字で売却を判断するのが失敗しないコツ。無料ツール「なんぼなん?」をどの場面でどう使うかを、3つの想定場面で説明します(実在の事例ではありません)。

ケース1|大量在庫の現金化に優先順位をつける

数十点の不要在庫を処分する場面では、BSRの数字が大きい(売れにくい)商品を先に把握し、回転の良いものから出していく優先順位を付けます。

ケース2|買い替えで余った家電を売るか迷ったとき

買い替えて使わなくなった電気ケトルを処分するか迷う場面では、ASINまたは商品名で検索して商品ページを開き、現在価格・推定月販・FBA手数料を引いた粗利の試算を確認します。フリマで売る場合の手取りと数字で比べてから、出品するかを判断します。

ケース3|コレクション整理でまとめ売りか単品かを線引き

ホビー・フィギュアを整理する場面では、1点ずつASINで現在価格とBSRを確認します。相場が定価を上回っている商品は単品で出品し、回転の鈍いものはまとめ売りに回す、という線引きの材料にします。

※利用場面を想定した手順の説明で、実在の利用者の事例ではありません。表示される価格・BSRは当サイトがAmazon.co.jpの公開情報を巡回して収集した値(各商品の更新は数日おき)、推定月販はBSRからの推計値で、実販売データでの検証は行っていません。

参考文献・出典

※ツールの料金・無料範囲は2026年9月21日に各公式サイトで再確認しました。最新の内容は出典元の公式サイトをご確認ください。