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Keepaの見方完全ガイド|価格推移・BSR・出品者グラフの読み解き方

リサーチツール / 読了時間:約11分

この記事でわかること

Keepaとは何か

Keepaは、Amazon商品の過去の価格・BSR(売れ筋ランキング)・出品者数・カートボックス取得率の推移を時系列グラフで表示するツールです。Chrome/Firefox拡張機能として無料ダウンロードでき、Amazon商品ページに直接グラフを埋め込みます。

せどり・物販ビジネスでは、Keepaを使わずに仕入れ判断するのは「目隠しで運転する」ようなもの。当サイト「なんぼなん?」は無料でBSR・推定月販を概算しますが、過去の値動きまで深く知りたい場合は Keepa が必須です。

インストール手順

  1. Chrome ウェブストアで「Keepa」と検索
  2. 「Keepa - Amazon Price Tracker」をインストール
  3. Amazon の商品ページを開く → 商品画像下にグラフが表示される
  4. 有料機能(過去全期間・出品者数推移など)を使うならKeepa.comでアカウント作成→月額€19(年額€189)のプランに登録

4つの主要グラフの読み方

1. 価格推移グラフ(最重要)

商品ページのメイングラフ。色分けで以下の3本が表示されます。

仕入れの基本は「中古最安値(黒)が今いくらか、過去の最頻値はいくらか」を見比べること。グラフが横ばいで安定している商品は、価格が読みやすく利益計算しやすい。逆にギザギザに激しく上下している商品は、競合が値下げ合戦している危険な商品です。

2. BSR推移グラフ

右上「Sales Rank」をクリックすると表示。緑色のジグザグ線がBSRの時系列です。

BSR1万位の商品でも、過去30日でBSRが10回上下していれば「月10個程度は売れている」と判断できます。これが推定月販の根拠になります。

3. 出品者数グラフ(有料機能)

「Offer Count」を選択。新品/中古それぞれの出品者数が時系列で表示されます。

4. カートボックス取得率(有料機能)

「Buy Box」をクリック。誰がカートを取っているかの推移グラフが見られます。

同じ商品を複数の出品者が出している場合、Amazonが「カート」(買う!ボタンの主出品者)を選びます。カートを取れないと買い手にほぼスルーされるので、カート獲得率は売上に直結します。

Keepaで「Amazonが90%カートを取っている」「特定の出品者が常時カートを独占している」のように見えれば、その商品は新規参入が難しいと判断できます。

💰 Keepaで価格を見たら、月販と利益も無料でチェック
「なんぼなん?」はBSRから推定月販を、仕入れ値から粗利・ROIを無料で計算できます。Keepaの価格推移と合わせて使えば、仕入れ判断がより正確になります。
FBA利益計算機を使う → 商品名で月販を調べる →

仕入れ判断に直結する5つのチェックポイント

チェック1:3ヶ月以内に最低3回の価格上下があるか

価格が動いている商品=実際に取引が起きている商品。一度も価格が動いていない商品は、見せかけの相場で実際は売れていない可能性が高いです。

チェック2:BSRが過去30日で10回以上ジグザグしているか

BSRの上昇=販売実績。過去30日で何回ジグザグしているかを数えれば、月販個数の目安になります。

チェック3:新品出品者数の推移

3ヶ月前から急増している商品は、ライバルの参入で価格が落ちる可能性大。逆に減少している商品は穴場。

チェック4:Amazonが直販していないか

Amazonが直販している商品はカート獲得が極めて困難。Keepaで「Amazon」の青いマーカーが頻繁に出ていたら、参入見送りが無難。

チェック5:季節性

有料版なら過去全期間が見られるので、12ヶ月単位の季節性が読み取れます。例えばクリスマス前にBSRが急上昇する商品は、12月頭の仕入れが最適。

有料化すべきタイミング

無料版でも90日のグラフは見られますが、本格的に物販をするなら有料版(月額€19、約¥3,200/2026年5月為替)が必須。理由は:

月額€19(約¥3,200)を仕入れに織り込めない=月の利益が¥10,000以下なら、まだ有料化は早い。月¥30,000以上の利益が出始めたら、Keepa課金で精度が上がりROIが回ります。

なんぼなん?との使い分け

当サイト「なんぼなん?」は無料で「カテゴリ全体の市場規模」「BSRからの推定月販」「TOP30商品の概観」を素早く把握できます。初期スクリーニングに最適。

Keepaは個別商品の深堀りに最適。「この商品買っていいか?」の最終判断はKeepaで時系列を見て決めるのが安全です。

つまり:カテゴリリサーチ→なんぼなん? → 個別商品判断→Keepaという流れが理想的です。

よくある勘違い

「BSR1位ならどの商品でも売れる」

違います。サブカテゴリの細い階層でBSR1位でも、月数個しか売れていないことがあります。BSRから推定月販を計算する公式を読めば、BSR数値の正しい解釈ができます。

「Keepa価格=今の価格」

Keepaのグラフは過去のデータ。今の価格は最新時点を見る必要があります。データの遅延もあるので、最終的にAmazonの商品ページで現在価格を確認するのが安全。

「Keepaがあれば全て解決」

Keepaは過去のデータで未来を予測するツール。突然のトレンド(バズ商品・販売中止)には対応できません。重要な仕入れはKeepa+Amazonセラーセントラルの両方で確認しましょう。

Keepaグラフ読み込みチェックリスト

2026年に注目すべきトレンド

2026年のKeepa利用環境ではAPI連携機能の強化が顕著です。スプレッドシート連動・自動アラート・複数ASINの一括監視が可能になり、個人セラーでも数千SKUを並行管理する事例が増えています。一方で有料プランの月額が為替(円安)の影響で上昇傾向にあり、2026年4月時点で実質的な日本円コストは前年比で約15%上がっています。仕入れ規模が小さいうちは無料のなんぼなん?で初期スクリーニングを行い、月50件以上の本格リサーチに入った段階でKeepaを契約する判断が合理的です。

もう一つの重要トレンドはKeepa以外の代替ツールの台頭です。NinjaTools・SellerSpriteなど中華系の物販ツールが日本市場に進出し、特定カテゴリ(家電・ガジェット)ではKeepaより詳細な競合分析データを提供するケースもあります。Keepa代わりの無料ツール比較では2026年版で各ツールの精度と費用対効果を整理しています。複数ツールを併用してデータの裏取りをするのが2026年の標準的な仕入れスタイルです。

よくある質問(FAQ)

Keepaの無料版だけでも仕入れ判断はできますか?

商品ページの基本グラフ(直近30日程度)は無料で確認できます。月数件の小規模仕入れなら無料版で十分ですが、過去1年以上の価格推移・BSR履歴・データダウンロードが必要な本格リサーチでは有料プランが必須です。月10件以上仕入れる方は有料プランの方が時間効率で優位です。

Keepaの推定販売数(Sales Estimator)は正確ですか?

カテゴリによって精度に差があります。家電・本など回転が早いカテゴリは比較的正確ですが、ニッチなサブカテゴリやBSR上位3桁の超人気商品では誤差が出ます。BSR推定月販公式と併用し、複数の方法で数値を裏取りするのが安全です。

Keepaのドロップ通知が来たけど仕入れていいか迷います。判断基準は?

通知価格が直近90日の最安値水準にあるか、BSRが安定(ランクアップ傾向)しているか、出品者数が増えていないかの3点を必ず確認してください。価格は安くてもBSRが急落している商品は「需要消失商品」の可能性があり、仕入れ後に売れ残るリスクがあります。

まとめ

Keepaは仕入れ判断の精度を桁違いに上げてくれるツールです。価格推移・BSR・出品者数・カートボックスの4つのグラフを読めるようになれば、「売れる商品か」「いくらで売るべきか」「いつ仕入れるか」が数字で判断できます。

初期スクリーニングは無料のなんぼなん?、深堀りはKeepa——この2段階が物販リサーチの王道です。

Keepaの料金・機能は記事執筆時点(2026年5月)のもの。最新情報はKeepa公式でご確認ください。当サイトはKeepaのアフィリエイトではありません。

参考文献・出典

※2026年5月6日にファクトチェック実施。Keepa有料プラン料金を「月¥2,500程度」から公式の「月額€19/年額€189」に統一しました。料金は2026年5月時点の情報です。

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