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Amazon BSRから推定月販を計算する公式と精度

リサーチ手法 / 読了時間:約9分

この記事でわかること

BSR(Best Sellers Rank)とは

Amazonの全商品に付けられる売れ筋ランキングで、数字が小さいほど売れています。BSR1位は「そのカテゴリで最も売れている」商品。100万位ともなれば「ほぼ売れていない」ロングテール商品となります。

BSRは過去24〜48時間の販売実績で更新されます。1個売れるだけでもランクが大幅に上がり、しばらく売れないと徐々に下がっていく仕組みです。

当サイトで使っている換算公式

当サイト「なんぼなん?」では、BSRから月間販売数を以下の公式で推定しています。これはせどり業界で経験的に使われている対数曲線をベースにしたものです。

具体例で見る換算結果

同じBSR値でもカテゴリで実数は違いますが、目安として以下のようになります。

BSR10万位は「月8個」が目安。仕入れ¥1,500・販売¥3,000の商品なら、月¥12,000の利益が見込めるラインです。

カテゴリ別の精度

精度が高い(±20〜30%)

精度が中程度(±40〜50%)

精度が低い(誤差数倍規模)

他ツールとの比較

Keepa(月¥2,500程度・有料)

過去のBSR推移を時系列で表示。「直近30日でBSR圏内に何回入ったか(販売スパイク回数)」から実販売数を推定できる。最も精度が高い。

Helium 10(月¥4,000〜・有料)

米国Amazonでは精度が高いが、日本Amazon用のデータベースは限定的。米国輸出をするなら有用。

当サイト「なんぼなん?」(無料)

公式PA-APIから取得した最新BSRに上記公式を当てて推定。Keepaほどの精度はないが、無料で素早く市場規模を把握できる。商品検索を試す

BSRを使った仕入れ判断の実例

例1:BSR 5,000の本

例2:BSR 200,000のおもちゃ

例3:BSR 800,000の中古ゲーム

BSRリサーチで気をつけるポイント

1. スポット的なBSR上昇に騙されない

「今BSR3,000位だ!」と思っても、過去30日の平均BSRが10万位なら、それは1個売れただけのスパイク。Keepaでヒストリカルデータを確認するのが確実です。

2. サブカテゴリBSRに注意

サブカテゴリ「漫画ストア>少女漫画>昭和の名作」のような細かい階層でBSR1位でも、月数個しか売れていないケースがあります。仕入れ判断には総合BSRを使いましょう。

3. 季節性を加味する

クリスマス前の12月にBSR上位だった商品が、翌1月には急落することはよくあります。月販を年平均で見るならKeepaの12ヶ月推移が必要です。

4. レビュー数で需要の安定性を読む

BSRは瞬間値ですが、レビュー数は累積値。レビュー1,000件以上ある商品はロングセラーであり、BSRが瞬間的に下がっても安定した需要が見込めます。

まとめ

BSRから月販を推定する公式は便利ですが、あくまで参考値です。新規参入の市場規模把握や、仕入れ初期スクリーニングには十分使えますが、最終的な仕入れ判断はKeepa等の時系列データで裏取りするのが安全です。

当サイトでは無料で各カテゴリのTOP30商品のBSR・推定月販・想定売上を一覧できます。市場規模の素早い把握にお使いください。

推定月販は経験則ベースの概算値です。実販売数を保証するものではありません。重要な仕入れ判断にはKeepa等の有料サービスをご利用ください。

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