Amazon A+コンテンツ 作り方|CVR30%向上の無料機能
📊 売る前に「販路3択」をまず比較
手元の商品を現金化する主な選択肢は フリマ出品・店舗買取・ネット買取(Amazon/FBA販売) の3つ。同じ商品でも売れる価格と手間は大きく変わります。
| 比較項目 | フリマ メルカリ等 |
店舗買取 持込 |
ネット買取 Amazon/FBA |
|---|---|---|---|
| 売れる価格 | ○ 相場〜やや高 | △ 最安(業者利益分が引かれる) | ◎ 相場〜高値 |
| 手数料 | 10%+送料 | なし | 販売手数料8〜15%+配送代行料 |
| 手間(出品〜発送) | △ 自分で全部 | ◎ 持込のみ | ○ FBAなら保管・発送を代行 |
| 現金化スピード | △ 売れるまで待つ | ◎ 即日 | ○ 需要次第(BSRで判断) |
| 大量・継続販売 | △ 1点ずつ | △ 不向き | ◎ せどり・物販に最適 |
→ Amazon/FBAでいくらになるかは、ASIN・商品名を入れるだけ。現在の最安値・BSR・推定月販・FBA手数料込みの想定利益が一画面でわかります。
売る前に「Amazonでなんぼ?」を3秒チェック
ASIN・商品名を入れるだけ。最安値・推定月販・FBA手数料込みの想定利益まで無料で表示します。
▶ 無料で「なんぼで売れる?」を調べる 🧮 FBA利益計算機を使う登録不要 / 完全無料 / 日本人が日本人出品者のために作った無料ツール
Amazon A+コンテンツ(旧EBC:Enhanced Brand Content)は、商品説明を画像・テキスト・比較表で構成できる無料の拡張機能です。本記事では作り方とCVR向上テクニックを解説します。
A+コンテンツとは
商品ページ下部の「商品の説明」セクションを、テキストのみではなく画像・段組み・比較表でリッチに構成できる Amazon の公式機能。ブランド登録(無料)した出品者なら誰でも無料で利用可能。
利用するメリット
- CVR が15-30%向上(多数の事例)
- 検索順位向上にも寄与(A10アルゴリズム評価対象)
- ブランドストーリーで価格競争を回避
- 視覚情報で返品率低下
- 無料で誰でも使える
作り方の手順
- セラーセントラル → 広告・プロモーション → A+コンテンツマネージャー
- 「A+コンテンツの作成」をクリック
- 「ベーシック」を選択(プレミアムは招待制)
- テンプレート(モジュール)を選んで配置
- 各モジュールに画像・テキストを埋める
- 適用ASINを選択(複数ASIN同時設定OK)
- 「審査に提出」→ 24-72時間で公開
推奨モジュール構成(5-7枚)
1モジュール目:ブランドヘッダー
ブランドロゴ + キャッチコピー。ファーストビューで信頼性を訴求。
2モジュール目:商品の特徴3つ
「3カラム + 画像 + 説明」レイアウト。商品の主要な強みを視覚的に。
3モジュール目:使用シーン
大きな写真 + 説明文。ユーザーが商品を使う場面を想起させる。
4モジュール目:他商品との比較表
同じブランドの類似商品との機能比較表。クロスセル + アップセル効果。
5モジュール目:FAQ・使い方
よくある質問・使い方の手順を視覚化。返品率を下げる。
6モジュール目:ブランドストーリー
ブランドの歴史・理念。価格競争から脱却するための差別化要素。
7モジュール目:保証・サポート情報
「30日返金保証」「2年保証」などの安心訴求。
画像仕様
| モジュール | 画像サイズ | 容量 |
|---|---|---|
| ヘッダー | 970x600px | 5MB以下 |
| 標準モジュール | 1464x600px | 5MB以下 |
| 3カラム | 300x300px × 3 | 各2MB以下 |
| 比較表アイコン | 150x150px | 各1MB以下 |
NG事項(審査差戻し原因)
- テキスト過多(モジュールの50%以上をテキストが占める)
- 競合商品の写り込み・名前記載
- 誇大広告(「100%効く」「最強」など)
- 連絡先・URL の記載
- モバイル表示で文字が読めない(小さすぎる)
- 商品画像(メイン画像)の流用(重複コンテンツ扱い)
プレミアムA+コンテンツ
招待制で、年間売上一定額以上のブランドのみ利用可能。動画埋め込み・カルーセル・モジュール数増加など機能拡張。費用は別途。
公開後のCVR検証手順
A+コンテンツを公開したら、CVR向上効果を必ず数値で確認しましょう。Amazonの「ビジネスレポート」とブランド分析を組み合わせると、A+導入前後のCVR差分が把握できます。「公開して終わり」では、設計が当たったか外れたかが分からないままになります。
- 公開前14日間のCVRをベースラインとして記録:「子セッション数」と「セッションパーセント数」を計算。CSVエクスポートして保存しておくと後の検証がラクです。
- A+公開後14日間のCVRを取得:トレンド要因(季節性・在庫切れなど)の影響を切り分け。可能なら同月の別週と比較。
- 差分を算出:通常+15〜30%が期待値。それ以下なら、モジュール構成の見直しが必要です。テキスト過多・画像低品質・モバイルでの可読性不足が典型的な原因。
- 離脱ポイントを特定:ブランド分析の「商品検索パフォーマンス」レポートで、ユーザーがどのモジュールで離脱したかを推定。
- 30日ごとに改善版を投入:1モジュールずつ差し替え、再度14日測定。これを3周すれば、ほぼ最適化されたA+になります。
モジュール別の効果と改善ポイント
A+は7モジュールすべてが等価ではなく、CVR寄与度に大きな差があります。改善するなら寄与度の高いモジュールから手を付けるのが効率的です。
ブランドヘッダー(1モジュール目)
ファーストビューを担うため最も重要。CVRが期待値を下回る場合、まずヘッダー画像のクオリティを疑う。「商品名 + ブランドロゴ + キャッチコピー」の3要素を、モバイルでも読める文字サイズで構成。プロカメラマンに撮ってもらった商品写真を使うと、CVRが2〜3pt変わることもあります。
3カラム特徴モジュール
「特徴3つ」を視覚化する定番モジュール。ここに具体的な数字(「容量1.5L」「保証2年」「30日返金」)を入れると、CVRが大きく伸びます。逆に抽象的な訴求(「品質にこだわった」「贅沢な」)はクリック率に貢献しないため、極力避けてください。アイコンも商品と関連性のあるものを選定。
比較表モジュール(4モジュール目)
同じブランドの類似商品を横並びで比較する。「機能の差」を表で見せることで、ユーザーが自分に合った商品を選びやすくなり、誤購入による返品率が30〜40%下がります。クロスセル効果でブランド全体の売上も10〜15%増える事例が多く、最もROIの高いモジュールの一つ。
ブランドストーリーモジュール(6モジュール目)
「なぜこのブランドを選ぶべきか」を物語形式で訴求。これがあると価格競争に巻き込まれにくく、プレミアム価格を維持できます。逆に、ブランドストーリーが薄いA+は、価格訴求しか競合に勝つ手段がなくなり、利益率の低下を招きやすい。創業のきっかけ・素材へのこだわり・職人の写真などを盛り込むと効果的です。
関連ガイド
よくある質問
A+コンテンツの利用条件は?
ブランド登録(無料)済の出品者が無料で利用可能。テンプレートとアセット(画像・テキスト)を組み合わせるだけで作成。
A+コンテンツでCVRはどれくらい上がる?
平均で15-30%向上。優れたデザインで50%超の事例も。文字情報のみの商品説明に比べ訴求力が圧倒的。
A+コンテンツの審査期間は?
通常24-72時間。デザインの問題(テキスト過多・他社商品の写り込みなど)があれば差し戻し。
A+コンテンツに動画は埋め込める?
通常版は不可。プレミアム版(招待制)でのみ動画モジュールが利用可能。
A+コンテンツの推奨セクション数は?
5-7モジュール。多すぎるとロード遅延 + ユーザー離脱。少ないと訴求力不足。
参考文献・出典
- Amazon セラーセントラル ヘルプ(カテゴリー別販売手数料) - Amazon セラーセントラル, 2026年5月閲覧
- Amazonブランド登録 - Amazonブランドサービス公式, 2026年5月閲覧
※2026年5月6日にファクトチェック実施。料金・手数料・法令情報は2026年5月時点。最新の正確な数値は出典元の公式サイトをご確認ください。