Amazon A+コンテンツ 作り方|利用条件・モジュール数・審査と禁止事項
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Amazon A+コンテンツ(セラーセントラルでの表記は「商品紹介(Aプラス)コンテンツ」)は、商品詳細ページの商品説明を、画像・テキスト・比較表などのモジュールで構成できる機能です。本記事では、Amazonセラーセントラルの公開ヘルプ(2026年9月21日確認)の記載に沿って、利用条件と作り方、審査で却下されやすい点を解説します。
A+コンテンツとは
公式ヘルプは、A+コンテンツを「ブランド代表者および再販業者が、ブランドのASINを補足的に説明するマーケティングコンテンツを商品詳細ページに含める方法」と説明しています。種類は次の3つです。
- ベーシックA+:商品詳細ページの商品説明セクションに表示される。さまざまなモジュールとレイアウト、比較表、リッチテキストが使える
- プレミアムA+:動画モジュール、ホットスポット付きのインタラクティブモジュール、カルーセル、Q&Aモジュール、強化された比較表、より大きな画像が使える(利用資格あり)
- ブランドストーリー:商品詳細ページのブランドセクションに表示されるカルーセル形式のモジュール。最大19個のカードで構成でき、ベーシックまたはプレミアムのA+に追加して使える
ベーシックA+とブランドストーリーに手数料はかかりません。
利用条件(Amazon公式)
- 大口出品者であること(出品プランの違いは大口出品と小口出品の違いを参照)
- Amazon Brand Registryを通して、そのASINのブランドのブランド代表者または再販業者の役割が割り当てられていること(登録の流れはブランド登録の手順を参照)
- ブランドが登録済みなのにA+にアクセスできない場合は、ブランド管理者に販売役割の割り当てを依頼する
例外として、2024年1月以降、大口出品者のカタログの一部であるノーブランド品のASINもベーシックA+を利用できるようになりました(ベーシックのみ)。一方、セラーセントラル経由で販売する本・ミュージック・ビデオ・DVDカテゴリーのASINは、まだ正式にサポートされていません。また、AmazonがメーカーとしてA+コンテンツを提供しているASINには、出品者はA+を追加・編集できません。
期待できる効果(Amazonの公表内容)
- 公式ヘルプは、A+コンテンツの追加により「購入転換率が高くなり売り上げの向上につながる」と説明しています
- Amazonブランドサービスの公式サイトは「ベーシック商品紹介コンテンツは売上を最大8%向上させ、プレミアム商品紹介コンテンツは売上を最大20%向上させます」としています
- 商品の特徴を詳しく伝えることで、否定的なレビューや返品の可能性を減らす効果も挙げられています
いずれもAmazonの公表値・説明であり、個別の商品の結果を保証するものではありません。A+コンテンツが検索順位に与える影響について、Amazonは公表していません。なお、画像のaltテキストについて公式は「検索結果に商品を表示させるのにも役立ちます」と説明しています。
作り方の手順
- セラーセントラルのメニューから「在庫」→「商品紹介(Aプラス)コンテンツの管理」を開く(メニュー構成によっては「商品」→「商品の管理」→「商品紹介コンテンツを管理する」)
- 「商品紹介コンテンツの作成を開始する」をクリックし、コンテンツの種類を選ぶ
- コンテンツに名前を付け、言語を選び、モジュールを選んで配置する
- 各モジュールに画像とテキストを入れる。画像にはaltテキスト(画像の簡潔な説明)の入力が必要。HTMLタグは使えない
- デスクトップとモバイルのプレビューで表示を確認する。作業を中断する場合は下書きとして保存する
- 適用するASINを選ぶ。同じASINファミリーの親・子ASINにまとめて適用でき、1,000件を超える場合は一括アップロードを使う
- 内容を確認して送信する。Amazon出品サービスの公式ページによると、審査は通常7営業日以内に完了する。審査中で保留状態にできる申請は最大20件
A+コンテンツを追加すると、もとのテキスト形式の商品説明は非表示になります。商品説明に書いていた重要な情報は、A+コンテンツの中にも記載してください。
モジュール数と画像の仕様
| 種類 | 画像サイズ(比較ガイドの記載) | 商品詳細ページで使えるモジュール数 | モジュールの選択肢 |
|---|---|---|---|
| ベーシックA+ | 970 x 300 | 5 | 14 |
| プレミアムA+ | 1464 x 600 | 7 | 19 |
上の表は公式ヘルプの「ベーシックとプレミアムの比較ガイド」の数値です。モジュールごとの画像の最大サイズは、作成ツールの各テンプレートボックスの横に表示されます。大きすぎる画像は最大サイズに合わせて調整されますが、下限サイズより小さい画像は調整されません。画像ファイルに関するガイドラインは次のとおりです。
- 対応形式はjpg・bmp・png(RGBカラースペース)。CMYKは非対応
- 各ファイルの容量は2MB未満、解像度は72dpi以上
- アニメーション画像(GIFなど)は使用禁止
- ぼやけた画像、透かし入りの画像、モバイルで読めない小さなテキストを含む画像は使えない
- 商品ページの画像ギャラリーで公開している画像と同じものを再利用しない
ベーシックA+のモジュール構成例(5モジュール)
ベーシックA+で商品詳細ページに使えるモジュールは5つです。限られた枠をどう使うかの一例を示します(構成は当サイトの提案で、Amazonの推奨ではありません)。
1モジュール目:ヘッダー画像と商品の要点
ブランドロゴ(使えるロゴは1つのみ)と、商品の要点を伝える見出し。
2モジュール目:商品の特徴3つ
画像と短い説明を横に3つ並べるレイアウト。容量・サイズ・素材など、仕様として確認できる事実を書きます。
3モジュール目:使用シーン
大きな写真と説明文で、どんな場面で使う商品かを伝えます。
4モジュール目:同じブランドの商品との比較表
比較表で比べられるのは、同じブランドが所有する他の商品だけです。競合他社の商品との比較は禁止されています。
5モジュール目:使い方・よくある質問
使い方の手順や、購入前によく聞かれる点を図解します。公式も、A+コンテンツは購入者のよくある質問に答える機会になると説明しています。
ブランドの歴史や理念は、上の5モジュールとは別枠の「ブランドストーリー」で伝えられます。
ガイドラインで禁止されている主な内容
商品紹介コンテンツガイドラインに沿わないコンテンツは却下されることがあります。見落としやすいものを挙げます。
- 保証・返品に関する記載:保証書や保証情報、Amazon以外の返品・返金ポリシーの記載は固く禁じられています(「2年保証」「30日間返金保証」などの訴求は入れられません)
- 価格・プロモーション:価格、割引、「お手頃」「低価格」「無料」などの文言、「今すぐ購入」「カートに入れる」などの購入を促す文言
- 競合他社への言及:名称を出す場合も「他の」「他では」といった書き方の場合も、競合商品への言及や比較は不可
- 自画自賛・満足度の表示:「評価1位」「最高評価」「ベストセラー」「100%の満足度を保証」など
- 時期が限定される表現:「新着」「最新」「販売中」など(ブランドストーリーのセクションでは許可)
- 連絡先・リンク:電話番号・住所・Eメール、QRコード、配送料の詳細(「配送料無料」など)、Amazon内外の他のページへ誘導するリンクや文言
- 購入者の声の引用:個人や購入者の引用は不可。引用や推薦文は最大4つまでで、出典は有名な出版物や著名人に限られ、著者と日付が必要
- 受賞歴・認証:受賞日と授与した組織の注記が必要。2年より前に獲得した賞には言及できない
- 環境に関する表示:「エコフレンドリー」「生分解可能」などの文言は使用不可
- 健康に関する表示:食品・化粧品・サプリメントなどで、病気の治癒・緩和・治療・予防をうたう表示は削除が必要
- 出品者としての自社の記述:「正規品は弊社からご購入ください」「正規販売店のみが販売できる商品」など
写実的なAI生成の人物を含む画像は、アップロード時に開示のためのメタデータ(またはツール上のチェック)が必要です。
プレミアムA+コンテンツ
プレミアムA+は招待制ではなく、次の利用資格を満たすと使えるようになります。
- カタログ内で所有しているすべてのASINに、A+のブランドストーリーを公開している
- 過去12か月間に、申請して承認されたA+コンテンツのプロジェクトが5件以上ある
Amazonは毎週利用資格を再評価しており、条件を満たすとA+コンテンツの管理画面にバナーが表示されます。問い合わせは不要です。費用について公式は、プロモーション期間中は無料で利用でき、将来手数料を発表する場合も出品者の同意なしに請求することはなく、プロモーション期間中に公開したコンテンツには請求しないと説明しています。
公開後の改善に使える公式ツール
- 比較テストの管理:2つのバージョンのA+コンテンツを比較し、どちらがより売上を伸ばすかを確認できます(Brand Registryの特典)
- コンテンツ品質分析:A+コンテンツの管理内の「コンテンツ品質分析」タブで、読みやすさ・情報の網羅性・見た目の印象などの評価結果と、改善のための推奨事項を確認できます
- ビジネスレポート:公開前後のセッション数や購入率の推移を確認できます。ただし、セールや広告、在庫切れ、季節の影響も同時に受けるため、前後比較だけでA+の効果と断定するのは避け、可能なら比較テストを使ってください
モジュールごとの作り込みのポイント
ヘッダー画像
最初に目に入る部分です。モバイルでも読める文字サイズにします。画像内の小さなテキストがモバイルで読めない場合、ガイドライン上使用できません。
特徴を並べるモジュール
「品質にこだわった」のような抽象的な表現より、容量・サイズ・素材・対応機種など、仕様として確認できる事実を書くほうが、購入者の疑問に答えられます。保証期間や返金保証は記載できない点に注意してください。
比較表モジュール
同じブランドの商品を横並びにして機能の違いを見せると、購入者が自分に合った商品を選びやすくなります。比較表には少なくとも2つの商品と2つの項目が必要です。
ブランドストーリー
ブランドの歴史、価値観、商品ラインを伝える枠です。他の商品やブランドストアへのリンクを設置できます。
関連ガイド
よくある質問
A+コンテンツの利用条件は?
大口出品者であることと、Amazon Brand Registryを通してそのASINのブランドのブランド代表者または再販業者の役割が割り当てられていることが必要です。2024年1月以降は、大口出品者のノーブランド品のASINもベーシックA+を利用できます。ベーシックA+とブランドストーリーに手数料はかかりません。
A+コンテンツで売上はどれくらい上がる?
Amazon公式サイトは、ベーシック商品紹介コンテンツは売上を最大8%、プレミアム商品紹介コンテンツは最大20%向上させるとしています。これはAmazonの公表値で、個別の商品の結果を保証するものではありません。自分の商品での効果は、比較テストの管理で確認できます。
A+コンテンツの審査期間は?
Amazon出品サービスの公式ページによると、通常7営業日以内に審査が完了します。ガイドラインに沿わないコンテンツは却下されることがあり、審査中で保留状態にできる申請は最大20件です。
A+コンテンツに動画は使える?
公式ヘルプの比較ガイドでは、動画モジュールとホットスポットはプレミアムA+の機能です。プレミアムA+は、すべてのASINにブランドストーリーを公開していることと、過去12か月間に承認されたA+のプロジェクトが5件以上あることが利用資格です。
A+コンテンツのモジュール数は?
公式ヘルプの比較ガイドでは、商品詳細ページで使えるモジュールはベーシックA+が5つ、プレミアムA+が7つです。ブランドストーリーはこれとは別のモジュールで、最大19個のカードで構成できます。
❓ よくある質問(A+コンテンツの作り込みと売却判断)
「A+コンテンツの作り込み」の次に多い「結局なんぼで売れる?」という疑問に、無料ツール「なんぼなん?」の使い方を交えて答えます。
Q. いくらで売れる?
A. 「A+コンテンツの作り込み」を押さえても、最終的な売却額はASIN単位の相場で変わります。無料ツール「なんぼなん?」にASINまたは商品名を入力すると、最安値・推定月販・FBA手数料を引いた想定利益が一画面で分かります。会員登録は不要です。
Q. 査定の流れは?
A. 売りたい商品のASINまたは商品名を入力するだけ。当サイトが収集した価格・売れ筋ランキング(BSR)を表示し、FBA利益計算機で配送代行料まで差し引いた手取りを試算します。フリマ・店舗買取と数字で比べてから売り先を決められます。
Q. いつ売るのがベスト?
A. BSR(売れ筋ランキング)が上位=需要が高いタイミングが狙い目です。相場が崩れる前に動くのが失敗しないコツ。価格推移と需要の見方は「Amazon 商品画像 最適化」も参考にしてください。
参考文献・出典
- 商品紹介(Aプラス)コンテンツ - Amazon セラーセントラル(出品者ヘルプ), 2026年9月21日確認
- 商品紹介コンテンツガイドライン - Amazon セラーセントラル(出品者ヘルプ), 2026年9月21日確認
- 商品紹介コンテンツを作成する - Amazon セラーセントラル(出品者ヘルプ), 2026年9月21日確認
- Amazon A+コンテンツ - Amazon出品サービス公式, 2026年9月21日確認
- Amazon Brand Registry - Amazonブランドサービス公式, 2026年9月21日確認
※2026年9月21日にAmazon公式の現行ヘルプと照合して本文を更新しました。手数料・要件・プログラム内容はAmazonが改定することがあります。最新の内容は出典元の公式ページでご確認ください。