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Amazon PA-API 5.0は廃止済み:後継Creators APIの利用条件と移行で変わること

公開 2026年5月2日 / 最終更新 2026年9月21日 / なんぼなん?編集部

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【重要】Amazon公式ドキュメントは、Product Advertising API 5.0(PA-API 5)を廃止(deprecated)とし、後継の Creators API へ移行するよう案内しています。PA-API 5 を呼び出し続けるアプリケーションには HTTP 403(AccessDeniedException)が返ると明記されています。本記事は公式ドキュメント(2026年9月21日閲覧)の記載だけをもとに整理しています。ご自身のアカウントで利用できるかどうかは、アソシエイト・セントラルの案内を確認してください。

このページでは以前、Amazon Product Advertising API(PA-API 5.0)の使い方を解説していました。PA-API 5.0 が公式に廃止と告知されたため、内容を「何が終わり、後継の Creators API で何が変わるか」に全面的に改めました。以下の記述はすべて、Amazonアソシエイト・セントラルで公開されている Creators API の公式ドキュメント(英語)に基づきます。

PA-API 5.0 はどうなったか

公式ドキュメントの「PA-API 5 Deprecation Notice」には、次の内容が記載されています。

PA-API 5.0 の旧ドキュメント(webservices.amazon.com/paapi5/documentation/)を開くと、この告知ページへ転送されます(2026年9月21日時点)。現在の告知ページには終了日の記載がありません。終了時期や自分のアカウントの扱いは、アソシエイト・セントラルに表示される案内で確認してください。

Creators API とは

公式の説明では、Creators API は Amazon の商品カタログデータにプログラムからアクセスできる REST ベースの API で、対象として挙げられているのはパブリッシャー・インフルエンサー・アフィリエイトパートナーです。Amazonアソシエイト・プログラムへの参加が前提で、リクエストにはアソシエイトのパートナータグ(partnerTag)が必須です。提供されるオペレーションは次の4つです。

オペレーション内容
SearchItemsキーワード・絞り込み条件・ブラウズノードで商品を検索(1リクエストで最大10件)
GetItemsASIN を指定して商品の詳細情報を取得(1リクエストで最大10件)
GetVariations親商品のバリエーションを取得
GetBrowseNodesカテゴリ情報とブラウズノードの階層を取得

利用条件(公式ドキュメントの記載)

Creators API の Introduction には、利用の前提として次の4点が挙げられています。

登録手順のページには、次の点も記載されています。

利用を始めた後も条件があります。API Rates のページによると、30日間連続で適格な紹介売上が無い場合はアクセスを失い、紹介した売上の商品が発送されてから2日以内にアクセスが戻ります。条件を満たしていないアカウントで呼び出すと、403(AccessDeniedException・理由コード AssociateNotEligible)が返ります。

なお、日本のアソシエイト・セントラルのヘルプ「Product Advertising API について」は、2026年9月21日時点で PA-API を前提にした説明のままです。日本のアカウントでの申請条件や審査にかかる時間は、アソシエイト・セントラルにログインした画面の表示を確認してください。

PA-API 5.0 から変わる点

公式の移行ガイドは、機能は PA-API 5.0 と同じで、主な違いは認証方式だと説明しています。

項目PA-API 5.0Creators API
認証AWS Signature Version 4(Access Key + Secret Key)OAuth 2.0(Credential ID + Credential Secret)
エンドポイントwebservices.amazon.com/paapi5/...creatorsapi.amazon/catalog/v1/...
トークンリクエストごとに AWS 署名が必要Bearer トークン(有効期間1時間・キャッシュ可)
パラメータ名PascalCase(ItemIds、PartnerTag など)lowerCamelCase(itemIds、partnerTag など)
OffersOffers.Listings / Offers.Summaries利用不可。OffersV2 を使う

移行手順(公式ガイドの4ステップ)

  1. Creators API に登録する:アソシエイト・セントラルでアプリケーションと認証情報を作成する
  2. 移行方法を選ぶ:公式SDK(Node.js・Python・PHP・Java)を使う方法が推奨されています。SDK は OAuth 2.0 の認証とトークンのキャッシュ・更新を自動で処理します。HTTP リクエストを直接送っている場合は、AWS 署名の処理を外し、トークン取得・キャッシュ・更新の処理とエンドポイントの変更を自分で実装します
  3. リクエストパラメータを更新する:Keywords→keywords、ItemIds→itemIds、PartnerTag→partnerTag のように lowerCamelCase へ変更する。Resources の名前はドット区切りのまま
  4. テストする:単純な GetItems か SearchItems から始め、認証とトークン管理、使用している全オペレーション、新しいエラーコードへの対応、レート制限を確認する

公式ドキュメントに掲載されている GetItems の呼び出し例(米国マーケットプレイスの例)は次のとおりです。

curl -X POST https://creatorsapi.amazon/catalog/v1/getItems \
  -H "Authorization: Bearer YOUR_ACCESS_TOKEN" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -H "x-marketplace: www.amazon.com" \
  -d '{
    "itemIds": ["B09B2SBHQK", "B09B8V1LZ3"],
    "itemIdType": "ASIN",
    "marketplace": "www.amazon.com",
    "partnerTag": "xyz-20",
    "resources": ["images.primary.small", "itemInfo.title"]
  }'

レート制限

項目公式ドキュメントの記載
初期の上限(最初の30日間)1秒あたり最大1リクエスト(1 TPS)、1日あたり最大8,640リクエスト(8,640 TPD)
その後の上限Creators API 経由の過去30日間の発送済み商品売上に応じて毎日調整。売上5セントごとに1 TPD、売上4,320ドルごとに1 TPS(最大10 TPS)
1回の数え方GetItems に ASIN を10個入れても1トランザクション
上限を超えた場合429(TooManyRequests)が返る

取得できる情報と、できないこと

出品リサーチが目的なら:APIを使わずに確認できるデータ

Creators API はアソシエイト(商品を紹介する側)向けの API で、利用には紹介売上の実績が必要です。出品前のリサーチとして価格・売れ筋ランキング・推定月販を見たいだけであれば、API を実装しなくても確認できます。「なんぼなん?」は PA-API を利用しておらず、Amazon.co.jp の公開情報(商品ページ・売れ筋ランキング)を収集して蓄積したスナップショットを表示しています。

🛠 APIを叩かずに取れるデータ
以下は API の認証情報を持たなくても閲覧できる集計済みの画面です。自前実装の前に、必要なデータが既に揃っているかを確認してください。
集計済みのBSR×推定月販を見る →

関連ガイド

よくある質問

PA-API 5.0 は今も使えますか?

Amazon公式ドキュメントは PA-API 5.0 を廃止(deprecated)と告知しています。PA-API 5 を呼び出し続けるアプリケーションには HTTP 403(AccessDeniedException)が返り、後継の Creators API への移行が案内されます。

Creators API の利用条件は?

公式ドキュメントでは、対象マーケットプレイスのAmazonアソシエイト・プログラムに参加していること、過去30日以内に10件以上の適格な売上があること、アソシエイト・セントラルから API アクセスを登録して認証情報を生成することが挙げられています。30日間連続で適格な紹介売上が無いとアクセスを失います。

PA-API のアクセスキーは Creators API でも使えますか?

使えません。公式の移行ガイドに、既存の PA-API の認証情報(AWS Access Key と Secret Key)は Creators API では動作せず、Creators API に登録して新しい認証情報(Credential ID・Credential Secret・Version)を生成する必要があると記載されています。

Creators API で JANコードから ASIN を調べられますか?

公式ドキュメントの GetItems の仕様では、指定できる識別子(itemIdType)は ASIN のみです。JANからASINを調べる場合は、Amazon の検索窓にJANを入力する方法や、セラーセントラルの商品登録で製品コードを入力する方法を使います。

Creators API のレート制限は?

認証情報の作成から最初の30日間は、1秒あたり最大1リクエスト・1日あたり最大8,640リクエストです。その後は Creators API 経由の過去30日間の発送済み商品売上に応じて毎日調整され、上限を超えると 429 エラーが返ります。

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❓ よくある質問(商品データの確認と売却判断)

商品データの取得方法の次に多い「結局なんぼで売れる?」という疑問に、無料ツール「なんぼなん?」の使い方を交えて答えます。

Q. いくらで売れる?

A. 商品データの取得方法にかかわらず、最終的な売却額はASIN単位の相場で変わります。無料ツール「なんぼなん?」にASINまたは商品名を入力すると、最安値・推定月販・FBA手数料を引いた想定利益が一画面で分かります。会員登録は不要です。

Q. 査定の流れは?

A. 売りたい商品のASINまたは商品名を入力するだけ。当サイトが収集した価格・売れ筋ランキング(BSR)を表示し、FBA利益計算機で配送代行料まで差し引いた手取りを試算します。フリマ・店舗買取と数字で比べてから売り先を決められます。

Q. いつ売るのがベスト?

A. BSR(売れ筋ランキング)が上位=需要が高いタイミングが狙い目です。相場が崩れる前に動くのが失敗しないコツ。価格推移と需要の見方は「Amazon リサーチツール比較 12選」も参考にしてください。

参考文献・出典

※2026年9月21日に公式ドキュメントで確認した内容です。仕様・利用条件は変更されることがあります。最新の情報は出典元の公式ページとアソシエイト・セントラルの案内をご確認ください。