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モノレートの代わりになる無料ツール4選【2026年版】

2026年7月9日 / なんぼなん?編集部

モノレートは、Amazonの価格推移・出品者数・売れ筋ランキング推移を無料で確認できた国産リサーチツールの定番でしたが、2020年6月にサービスを終了しました。終了から数年経った今も「モノレート 代替」を探す出品者は多く、本記事ではモノレートで出来ていたことを無料で代替する現実的な組み合わせを整理します。

モノレートで出来ていたこと(=代替ツールに求める機能)

この4つを無料で、かつ1つの画面でまとめて確認できる手段は、本記事で確認した範囲では見当たりません。実務上は複数の手段の組み合わせで代替します。

代替①:Keepa(無料版)— 価格推移の確認

Amazonの価格履歴を追跡するツールです。公式サイトの機能ページは「価格履歴グラフや値下がり一覧はアカウントなしでも利用できます」と案内しており、無料アカウントを作ると価格ウォッチや通知が使えます。一方、売れ筋ランキング・出品数・評価/レビュー数を監視する「高度なグラフ」は有料プラン(Keepa Pro)の特典として掲載されており、料金は月額29ユーロと表示されています(2026年9月時点・Keepa公式)。無料で見られる範囲と料金は変更されることがあるため、契約前に公式サイトで確認してください。グラフの読み方はKeepaの見方完全ガイド、無料版の制限と回避策はKeepa代替無料ツール比較で解説しています。

代替②:ERESA(イーリサ)— ランキング推移・出品者を無料で閲覧

国産のAmazon向けリサーチ・分析ツールです。公式サイトは、Amazon.co.jpとAmazon.comで販売されている商品のデータ(出品者、価格、ランキング推移など)を無料で閲覧できると案内しており、無料会員登録で使い始められます。上位の有料プラン(ERESA PRO)もあるため、無料で見られる項目と料金は公式サイトで確認してください。

代替③:なんぼなん?— 推定月販・市場規模・参入判断(登録不要)

なんぼなん?は日本の出品者向けの無料リサーチサイトです。当サイトが追跡している商品について、現在のBSRと、BSRから計算した推定月販・想定売上をカテゴリー別に一覧でき、登録は不要です。商品ごとの詳細ページ(例: Wallfire ノンフライヤー 4.5L)では、BSRと価格の推移、販売手数料の推計を1画面で確認できます。推定月販はBSRにカテゴリ係数(4段階)付きのべき乗の換算式を当てた概算で、実際の販売数ではありません。式と限界はBSRから推定月販を計算する公式にまとめています。カテゴリー単位の市場規模・価格帯の分布はAmazonカテゴリー一覧の各カテゴリーページで、手数料を引いた利益はFBA利益計算機に仕入れ値と売価を入れて確認してください。

代替④:Amazon公式データ — 売れ筋ランキングを直接見る

Amazon自体も売れ筋ランキング(ベストセラー)を公開しています。カテゴリー別の売れ筋TOPはカテゴリ別売れ筋ランキングで横断的に確認でき、値下がり中の商品は値下がりウォッチで拾えます。

使い分けの結論

目的無料での最適解
価格推移を見たいKeepa無料版(詳細はERESA併用)
月販・利益を見積もりたいなんぼなん?+BSR推定公式
出品者数の増減を見たいERESA(またはKeepa有料)
参入カテゴリーを決めたいなんぼなん?のカテゴリーLP

「モノレートと全く同じもの」を探すより、価格推移=Keepa系、販売数推定=BSRベースの無料ツールと割り切って組み合わせるのが、2026年時点の現実解です。

モノレートで見ていた指標は、いまどこで見られるか(指標別の対応表)

モノレートで見ていた項目を、無料で確認できる場所に1つずつ対応させると次のとおりです。Amazonの商品ページだけで分かる項目が意外に多いので、まず商品ページを見てから外部の手段で補う順番にすると手戻りがありません。

見たい指標無料で確認できる場所注意点
現在の売れ筋ランキング(BSR)Amazon商品ページの「登録情報」または「商品情報」欄にある「Amazon 売れ筋ランキング」大カテゴリーの順位とサブカテゴリーの順位が並んで表示されます。見た時点の値で、過去の推移は載りません
ランキングの推移ERESA(公式が無料閲覧の対象に「ランキング推移」を挙げています)。Keepaはランキングを含む「高度なグラフ」を有料プランの特典として案内しています無料で見られる範囲は各公式サイトで確認します
価格の推移Keepaの価格履歴グラフ(公式が「アカウントなしでも利用できます」と案内)。カテゴリ別売れ筋ランキングには直近30日の最安値・最高値を併記しています当サイトの価格は追跡している商品のみが対象です
出品者の数Amazon商品ページの「新品 (○)件の出品」の表示現在の件数だけが分かります。増減の推移は外部ツールで補います
売れ行きの目安商品ページの「過去1か月で○点以上購入されました」の表示、またはBSRからの推定月販購入数の表示は、出ている商品と出ていない商品があります
値下がりの検知値下がりウォッチ(直近30日の最高値から10%以上下がった追跡商品を毎日抽出)下落の理由(在庫処分・競合の価格改定など)までは分かりません

Amazonの商品ページの表示は、2026年9月に実際の商品ページで確認した内容です。ページの作りはカテゴリーによって違い、本は「登録情報」、ホーム&キッチンの商品は「商品情報」という見出しの下に売れ筋ランキングが載っていました。ASINから商品ページを開く方法はASINコードの調べ方を参照してください。

ランキング推移が見られないときの判断手順

モノレートの使い方の中心は「ランキングの波形から売れた回数を読む」ことでした。推移のグラフが手元にない場合は、瞬間値を複数回集めて代わりにします。Amazonの公式ヘルプは、ランキングが「最新販売数と累計販売数を反映して、1時間ごとに更新」されると説明しています(2026年9月時点・Amazon公式)。1回見ただけの順位は、その1時間の値にすぎません。

  1. 商品ページでBSRを控える:大カテゴリーの順位とサブカテゴリーの順位の両方をメモします。推定月販の計算に使うのは大カテゴリーの順位です。
  2. 日と時間帯を変えて複数回記録する:更新は1時間ごとなので、同じ1時間の中で見直しても情報は増えません。数日に分けて記録し、順位が安定しているか、1回だけ跳ねたのかを見分けます。
  3. 購入数の表示と桁を見比べる:商品ページに「過去1か月で○点以上購入されました」が出ていれば、推定月販と桁が合っているかを確認します。大きくずれる場合は、表示されている購入数のほうを優先して控えめに見積もります。
  4. 価格が崩れていないかを見る:カテゴリ別売れ筋ランキングの直近30日の最安値・最高値と、値下がりウォッチへの掲載有無で、値下がりの途中にある商品を避けます。
  5. 出品者の数から自分の取り分を見積もる:「新品 (○)件の出品」が多い商品では、購入ボタンに結び付く「おすすめ出品」を複数の出品者で分け合う形になります。考え方はカートボックス獲得ガイドを参照してください。
  6. 利益と出品可否を確定させる:FBA利益計算機で手数料を引いた利益を出し、仕入れる前に出品制限の確認と解除申請の手順で、その商品を出品できるかをセラーセントラルで確かめます。

判断材料が瞬間値しかない商品は、推移が読める商品よりも不確実です。最初の仕入れ数量を絞り、自分の販売実績が出てから数量を増やす進め方にすると、推定が外れたときの損失を抑えられます。

無料ツールを使うときの限界と注意点

よくある質問

Q. モノレートはなぜ終了したのですか?

A. 2020年6月30日にサービスを終了しました。運営者の閉鎖告知は、Amazonから「モノレートが、Amazonの規約違反に該当する」との連絡を受けたことを理由に挙げています。同じ告知の中で、運営側が開発していた別のツールについても「モノレートの代替えやリニューアルではございません」と明記されており、後継サービスは案内されていません。

Q. モノレートと完全に同じ無料ツールはありますか?

A. 本記事で確認した範囲では、1つで完全に代替できる無料の手段は見当たりません。価格推移はKeepa無料版・ERESA、推定月販や利益試算はなんぼなん?のように、目的別に2つを組み合わせるのが現実的です。

Q. 無料で推定月販を知る方法はありますか?

A. BSR(売れ筋ランキング)から推定する方法が定番です。BSR→推定月販の計算公式を使うか、なんぼなん?にASINを入力すれば自動計算されます(登録不要・無料)。

参考文献・出典

※2026年7月9日にファクトチェック実施、2026年9月21日に加筆・出典を再確認。規約・手数料情報は2026年7月時点。最新の正確な情報は出典元の公式サイトをご確認ください。