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Amazonせどりの始め方|登録・リサーチ・仕入れ・FBA納品の手順

2026年5月2日 / なんぼなん?編集部

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Amazon せどり(転売)は、仕入れた商品を Amazon で販売し、仕入れ値と販売価格の差から手数料・送料を引いた残りを利益とする物販です。本記事では、出品アカウントの登録から、仕入れ前のリサーチ、FBA納品、販売後の記録までの手順を、Amazon公式と所管官庁の公開情報(2026年9月時点)に基づいて整理します。利益が出るかどうかは商品と仕入れ条件で決まり、収益を保証する方法はありません。

Amazon せどりとは何か

「せどり」は本来は古本の転売を意味した言葉ですが、現在は「商品を仕入れて転売する」全般を指します。Amazon せどりは、Amazon を販売プラットフォームとして使う転売の総称です。

始める前に把握しておく費用

項目金額・内容(2026年9月時点・Amazon公式)
出品プラン大口出品:月額4,900円(税抜)/小口出品:月額登録料なし・販売1点ごとに100円(税抜)
販売手数料主要カテゴリーは商品代金の8.4%・10.4%・15.4%のいずれか(750円以下は5%・税抜)
FBA配送代行手数料小型サイズ1点288円、標準サイズ区分1は318円(販売価格1,000円以下は222円・252円。税込)
FBA在庫保管手数料サイズ・時期・保管日数で変動(FBA在庫保管手数料ガイド)
仕入れ資金・梱包資材・納品の送料商品と数量で変わります。決まった最低額はありません
古物商許可(古物を仕入れる場合)申請手数料19,000円

STEP1:Amazon出品用アカウントの作成

  1. Amazon出品サービスの登録ページから登録を始める(購入用のAmazonアカウントとは別のEメールアドレスを使う)
  2. 顔写真付きの身分証明書(パスポートまたは運転免許証)と、過去180日以内に発行された取引明細書を用意する。マイナンバーカードは審査に利用できません
  3. クレジットカード(Master/Amex/VISA)と、売上金を受け取る銀行口座を登録する
  4. 出品プラン(大口出品:月額4,900円・税抜/小口出品:販売1点ごとに100円・税抜)を選ぶ
  5. 本人確認の審査を待つ

Amazon公式は、書類提出後の審査を「3営業日(目安)」と案内しています。スクリーンショットや白黒の画像は審査対象外とされているため、カラーの原本画像を用意しましょう。詳しい手順は出品アカウントの登録手順、プランの選び方は大口出品と小口出品の違いで解説しています。

STEP2:仕入れ前のリサーチ

仕入れて売れない商品を仕入れることがせどりで最大の損失リスクです。仕入れ前に必ずリサーチを行います。

無料リサーチの3ステップ

  1. 「なんぼなん?」で対象カテゴリの市場規模・参入難易度を確認
  2. Keepaで価格の推移を確認(価格履歴グラフはアカウントなしでも見られます。売れ筋ランキングの推移グラフは有料のKeepa Pro・月額29ユーロの機能です)
  3. Amazon FBA計算ツールで FBA手数料込みの利益を試算

この3つを必ず行ってから仕入れます。

📊 カテゴリ単位の下調べを無料で済ませる
個別商品を1点ずつ調べる前に、そのカテゴリが「そもそも仕入れる価値があるか」を見ておくとリサーチ時間が縮みます。以下はいずれも登録不要で閲覧できます。
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💰 仕入れ値を入れるだけ。粗利・ROIが一瞬で分かる
Amazon販売手数料・FBA配送代行料を自動で差し引いて、1個あたりの粗利と推定月間利益を無料で概算できます。STEP2のリサーチと一緒に使うと仕入れ判断が速くなります。
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🔢 最初の1点を仕入れる前に、収集データで「なんぼで売れるか」を確認
初心者が最初に落とす金額は、リサーチ不足の1点から出ます。価格・BSR・推定月販・想定月商を並べて見れば、その1点が回るかどうかは仕入れ前に判断できます(無料・ログイン不要)。手元のASINはASIN検索からも調べられます。
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STEP3:仕入れの実行

店舗せどりの場合

量販店などの店頭で、Amazon公式の出品者向けアプリ「Amazon Seller」のバーコードスキャンや画像検索を使って商品を検索し、現在価格・売上ランキング・競合出品の情報・収益見積りを確認します。手数料と送料を引いて利益が残る商品だけを仕入れます。

電脳せどりの場合

ネット通販で候補を見つけたら、Amazon の現在価格と比較し、送料・手数料を引いて利益が残るかを確認してから仕入れます。フリマアプリやネットオークションで個人から買う場合は、Amazonで「新品」として出品できないこと、古物商許可の要否、各サービスの規約(メルカリは利用規約で事業者の利用を禁止)を先に確認してください。詳しくはフリマ→Amazon転売の注意点を参照。

STEP4:出品とFBA納品

  1. セラーセントラルの「商品登録」で、ASINやJANなどの製品コードから既存の商品ページを検索し、同一商品であることを確認して出品する(相乗り出品)。出品制限のある商品は出品許可の申請が必要です(出品制限の解除ガイド)
  2. FBAの納品手続きを作成し、商品ラベルを印刷して貼る。2026年3月31日以降、再販業者はメーカーのバーコードがある商品でもAmazonの商品ラベルの使用が必須です
  3. 輸送箱に梱包して配送ラベルを貼り、フルフィルメントセンターへ発送する。FBAパートナーキャリアは日本郵便とヤマト運輸です
  4. Amazonが受領すると在庫に反映され、販売が始まる

手順の詳細はFBA納品プランの手順を参照してください。

STEP5:販売後に記録する数字

記録する項目見る理由
商品ごとの粗利(販売価格 − 仕入れ値 − 販売手数料 − FBA手数料 − 送料)売上ではなく手元に残る金額で判断するため
仕入れから売れるまでの日数資金が在庫として止まっている期間を把握するため
売れ残り・値下げした商品と、その理由次の仕入れで同じ失敗を避けるため
仕入れの領収書・請求書と経費確定申告と、Amazonから書類提出を求められた場合に備えるため

売上や利益がいくらになるかは、商品・仕入れ条件・資金量で大きく変わります。金額の目標は、自分の実績の数字が出てから決めてください。

初心者が陥りがちな失敗

手順の例:最初の1サイクル(仕入れ→販売→入金)を回す流れ

最初の目標は、金額ではなく「仕入れ→販売→入金」を1周させて、自分の数字を手に入れることです。以下は進め方の一例で、日数や結果を保証するものではありません。

  1. アカウント登録と本人確認:Amazon公式は書類提出後の審査を3営業日(目安)と案内しています。書類の不備があると延びるため、最初に着手します。
  2. 許可とルールの確認:仕入れ方法が古物の買い受けに当たるなら、仕入れを始める前に古物商許可を取得します(神奈川県警察は許可証交付まで概ね40日と案内)。出品したいカテゴリー・ブランドに出品制限がないかも商品登録の画面で確認します。
  3. 少額・少点数で仕入れる:その場でASINを特定し、現在価格・ランキング・手数料を確認して、利益が残る商品だけを買います。「とりあえず買って後で調べる」は避けます。
  4. FBA納品:商品ラベルを貼り、梱包して発送します。FBAパートナーキャリア(日本郵便・ヤマト運輸)を使うこともできます。
  5. 価格の管理:大口出品なら、セラーセントラルの「価格の自動設定」を追加料金なしで使えます。価格の下限(これ以下では売らない金額)を必ず設定します。
  6. 振り返り:売れた商品と売れ残った商品を分け、粗利・売れるまでの日数・失敗の理由を記録して、次の仕入れの基準にします。
  7. 記録の保存:仕入れの領収書・請求書、経費、Amazonのペイメントレポートを保存します。開業届や確定申告は確定申告と開業手続きのガイドを参照してください。

初心者がはまりがちな失敗と避け方

始めたばかりの時期に起きやすい失敗を、避け方とあわせて整理します。

「処分セール」で確認せずにまとめ買いする

値引きシールを見てまとめて買い、帰ってから調べたら利益が出ない、というケースです。店頭では1点ずつASINを特定し、利益計算をしてから仕入れを判断します。「とりあえず買って後で考える」は資金と保管スペースを圧迫します。

販売実績のないままOEMに大きな金額を投じる

「ロゴだけ変えてオリジナルブランドに」といった情報をもとに、販売実績のない商品を最小発注数量(MOQ)いっぱいまで仕入れて売れ残るケースです。OEMは、PSE・技適などの法規制の確認も必要になります(販売前に確認すべき法規制)。まずは需要を確認できた商品で、失っても支障のない金額から検討してください。

正当な理由なく複数アカウントを持つ

Amazonの出品者行動規範は、2つ目のアカウントを開設するビジネス上の正当な理由があり、すべてのアカウントが問題なく運用されている場合を除き、出品する地域ごとに維持できるセラーセントラルアカウントは1つのみと定めています。正当な理由の例として挙げられているのは、複数のブランドを所有しそれぞれ独立したビジネスを行っている場合などです。審査に通らないからといって別のアカウントを作り直すのは避け、同じアカウントで書類を整えて再提出してください。

関連ガイド

よくある質問

Amazon せどりは初心者でも利益を出せますか?

利益が出るかどうかは、商品・仕入れ値・手数料・売れるまでの期間で決まり、誰でも一定の金額を得られるとは言えません。仕入れ前に手数料込みの粗利を計算し、少額から始めて自分の実績の数字で判断してください。

Amazon せどりの初期費用は?

Amazon側の固定費は、大口出品なら月額4,900円(税抜)、小口出品なら月額登録料なしで販売1点ごとに100円(税抜)です(2026年9月時点・Amazon公式)。これに仕入れ資金、販売手数料、FBAを使う場合の配送代行手数料・在庫保管手数料、納品の送料がかかります。古物を仕入れる場合は古物商許可の申請手数料19,000円も必要です。

小口出品と大口出品どちらを選ぶべき?

費用だけなら月49点までは小口、50点以上は大口のほうが安くなります。ただし公式のプラン比較では、広告、一括出品、レポート、追加カテゴリーへの出品申請などは大口出品の機能とされています。

Amazon せどりで違法になることはありますか?

代表的なのは、古物商許可を受けずに古物を仕入れて売る営業(古物営業法違反。3年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金)、PSEマークのない電気用品など法規制に適合しない商品の販売、偽造品の販売などの知的財産権侵害です。仕入れ前に、商品と仕入れ方法が法令とAmazonの規約に適合するかを確認してください。

リサーチに使うツールは無料でいい?

無料でも、Amazonの商品ページ(現在価格・ランキング)、Amazon Sellerアプリ、Keepaの価格履歴グラフ、当サイトのランキングとFBA利益計算機で基本的な確認はできます。売れ筋ランキングの推移グラフなど、より詳しい履歴が必要になったら有料ツール(Keepa Proは月額29ユーロ)を検討してください。

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❓ よくある質問(せどりの始め方と売却判断)

「せどりの始め方」の次に多い「結局なんぼで売れる?」という疑問に、無料ツール「なんぼなん?」の使い方を交えて答えます。

Q. いくらで売れる?

A. 「せどりの始め方」を踏まえても、最終的な売却額はASIN単位の相場で変わります。無料ツール「なんぼなん?」にASINまたは商品名を入力すると、最安値・推定月販・FBA手数料を引いた想定利益が一画面で分かります。会員登録は不要です。

Q. 査定の流れは?

A. 売りたい商品のASINまたは商品名を入力するだけ。当サイトが収集した価格・売れ筋ランキング(BSR)を表示し、FBA利益計算機で配送代行料まで差し引いた手取りを試算します。フリマ・店舗買取と数字で比べてから売り先を決められます。

Q. いつ売るのがベスト?

A. BSR(売れ筋ランキング)が上位=需要が高いタイミングが狙い目です。相場が崩れる前に動くのが失敗しないコツ。価格推移と需要の見方は「せどりとは?基本と始め方」も参考にしてください。

参考文献・出典

※2026年9月21日に、Amazon公式・メルカリ公式・警察庁などの公開情報の原文と照合して記事を更新しました。料金・規約・法令は改定されるため、判断の前に必ず出典元の最新の内容をご確認ください。